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「金」の集まるところ・・・

周辺の町との合併に伴い兵庫県津名町で1億円の金塊について町議会が
「処分金を町内会の運営費に充てる」要望を町長に行ったという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050315-00000078-kyodo-soci
(ちょっとネタが古いので申し訳ないです)

この金塊は1989年竹下登内閣が「ふるさと創生資金」として交付した
1億円(全市町村に配られている)が姿を変えているものである。
「集客目的を果たして経済効果はあった」とのことで、多少は意味が
あったようだ。ただ、何度か盗まれそうになったという話もあった
そうで、盗まれていたら大間抜けになっていたところだ。
尤も「上には上が」で「黄金の鰹」を製作して本当に盗まれた自治体
があったから、その二の舞にならなかっただけマシとみるべきか。

1989年当時、私は参政権を持っていなかったが、このころからこの
「ふるさと創生資金」は都市部の住民としては全く賛成できないもの
であった。「1億円をタダであげる」という発想、人口も面積も産業
規模も無視した「自治体単位」の配布方法などはどうしても「自民党
の票集め」以上のものを感じられなかったのである。
どうせ町おこしするなら「貸与方式にして数年後から一定期間内で
順次元本を国に返却」(それでも事業が成功すれば1億円に対する
利息+事業の利益は自治体の手元に残る計算になる)などもう少し
自治体を必死にさせる案があったはずだと思うのだが・・・

ま、「ふるさと創生資金」は過ぎたことがだ、津名町の「他のところ
にとられる前に自分達にばらまいてくれ」といっているようにしか
見えない今回の申し入れの発想には再度呆れる。
1億円の資産がそのまま残っているのであれば、それを新市全体に
使うにせよ当該地域のために使うにせよ、再度活用して町おこしに
使うことが可能にもかかわらず、単純に町内会にばらまくのでは消費
されるだけだ。
この根本は「金を他にとられるならウチで使う」という姿勢にあると
考える。かつては「予算を消費しないと次の予算が減額される」と
いう観念があってそれによる「無駄遣い」が現在の財政危機のの遠因
になっている訳だが、財政危機に喘ぐ現在の日本においても色濃く
残っているのかと思うと情けない。

やはり「税の集まるところ、必ず利権が絡む」ということになって
しまうのだろうか・・・

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